お問い合わせ
かる・ける外国人採用 > 採用の基礎知識 > ネパール人ってどのような人?一緒に働くポイントや注意点を紹介

ネパール人ってどのような人?一緒に働くポイントや注意点を紹介

ネパールと聞くと、「遠い国」というイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。
しかし、ネパールは意外にも日本との関係が深い国なのです。

ネパール人と一緒に働く機会が増えている今、ネパール人の特徴を知り、互いの文化を理解し合うことは大切です。
この記事では、ネパール人の性格や文化、一緒に働く際の注意点などを詳しく解説します。

外国人採用について問い合わせする

国風から見るネパール人の特徴

国風から見るネパール人の特徴

人口 約3,000万人
言語 ネパール語
平均年齢 24歳
主要産業 農林業、貿易・卸売業
宗教 ヒンドゥー教徒が8割超

ネパールでは2008年に王政が廃止されましたが、日本との良好な関係には変わりありません。
皇室と王室との交流、経済・技術協力など、両国間には深いつながりがあるのです。
言葉の語順や敬語の存在など、日本人と似た感覚を持っていることも指摘されており、在日ネパール人の数は17万6千人に上ります。

ネパール人の性格

日本で働くネパール人の多くは、実直で勤勉な性格の持ち主です。
ここでは、ネパール人の性格の特徴を詳しく見ていきましょう。

素直で控えめな人が多い

ネパール人の多くは、日本を憧れの国だと考えています。
そのため、日本人の話や指示を素直に聞き入れる人が多いのが特徴です。

また、ネパール人は控えめで遠慮がちな性格の人が多く、日本人と似ているとされてます。
しかし、一度打ち解けると積極的になる人が多いのも事実です。
親しくなると急に友達口調になるなど、「親しき中にも礼儀あり」を重んじる日本人としては驚くこともあるかもしれません。

勤勉で働き者

ネパール人は、基本的に勤勉で努力家な国民性を持っています
世界中で働くネパール人労働者は、過酷な環境でも家族のために一生懸命働く姿勢が評価されています。

彼らは多額の送金を行い、国に残した家族の生活を支えているのです。
子どもたちの教育や生活の質の向上にも貢献しており、ネパール経済を支える大きな柱となっています。

年長者を重んじる

ネパールには、年上を敬う文化が根づいています。
家族を何より大切にし、親の面倒を見ることは子どもの務めと考える人が多いのです。

ネパール人の多くは、家族と同居して高齢者を敬う生活を送っています。
日本にも年長者を大切にする文化はありますが、ネパールではさらに強く意識されているのが特徴です。

時間にはルーズ

日本人との大きな違いの一つに、時間に対する考え方があります。
ネパール人の多くは時間にルーズで、「ネパリタイム」という言葉まであるほどです。
遅刻は当たり前という感覚があり、時間厳守の日本人とはズレが生じることも少なくありません。

ただし、すべてのネパール人がそうだと決めつけるのは禁物です。
ネパール人を雇用する際は、日本の時間を守る大切さをしっかりと伝えることが重要になります。

文化から見るネパール人の特徴

ネパールの人口の8割はヒンドゥー教徒ですが、すべての人がヒンドゥー教徒というわけではありません。
ネパール人の文化的背景を知ることで、よりスムーズなコミュニケーションを取れるようになるでしょう。

家族中心の生活

ネパール人にとって、家族は何よりも大切な存在です。
家族が病気になった際の看病は、仕事や学校より優先されます。
親戚との結びつきも強く、困ったときには惜しみなく助け合う文化があります。

カースト制度の名残が根強く残る

ネパールでは、1962年にカースト制度が廃止されました。
しかし、その考え方は根強く残っており、生まれながらの身分や職業、婚姻などに関する厳しい決まりがあります。
そのために向上心に欠ける人もいますが、同じカースト内での仲間意識は非常に強いです。

牛肉は食べない

ヒンドゥー教では牛は神聖な存在とされ、その肉を食べることは禁止されています。
牛を傷つけたり、命を奪うことは重大な罪とされているのです。

また、他人が口をつけた食べ物や飲み物の共有は、避けられる傾向にあります。
食事は一人一皿が基本で、シェアする文化はあまりないのが特徴です。
飲み物も直接口をつけずに、それぞれのカップなどに注ぎ入れて飲むのが一般的です。

左手は不浄の手

ネパールでは、左手はトイレの際にのみ使う「不浄の手」とされています。
そのため、食事は右手を使って取るのがマナーです。

また、ヒンドゥー教徒のお祈りでも右手を使います。
ネパール人と接する際は、できるだけ右手を使うよう心がけましょう。

ダサイン

毎年9月下旬から10月にかけての15日間、ヒンドゥー教のお祭り「ダサイン」が開催されます。
10月末から11月初めには収穫祭の「ティハール」も行われ、この時期はネパール中で帰省ラッシュが発生する時期です。
一族が集まり、長老から祝福を受ける大切な行事で、多くのネパール人が一時帰国を希望するでしょう。

外国人採用について問い合わせする

ネパール人が日本で働く理由

600万人以上のネパール人が、海外で働いています。
特に若者の多くは、国内の雇用を求めるのではなく、海外に活路を見出しているのです。
その理由はいくつかあります。

一番大きな理由は、国内に経済成長の原動力となる産業が育っていないことです。
ネパールの主要産業は農林業とサービス業で、国民の6割が第一次産業に従事しています。
内戦や大地震の影響で観光業も振るわず、山岳国であるがゆえにインフラ整備も遅れているのです。

このような現状から、安全性や教育面などを鑑みて日本へ渡航してくるネパール人が増えています。
また日本の奨学金制度や、留学生支援プログラムが充実していることも理由の一つでしょう。

会社でネパール人を受け入れる際にするべき配慮や留意点

日本で働くネパール人が増えるなか、企業側に求められるのは異文化への理解と配慮です。
ネパール人が感じる「働きにくさ」を解消することが、強い組織をつくる第一歩となるでしょう。

宗教観を否定しない

ヒンドゥー教の教えを理解し、尊重する姿勢が欠かせません。
ネパール人のなかには、肉類(特に牛肉と豚肉)を口にしない人や、他人の使ったコップを避ける人もいます。
外食の際は、事前にメニューをチェックしておくと安心です。

また、酒を好まない人もいるので、飲み会の誘いは控えめにすべきでしょう。
ヒンドゥー教のタブーにも気を配り、左手の使用は避けるなどの配慮も求められます。

家族団らんの大切な行事である「ダサイン」の際は、長期休暇取得の希望に応じるのも一案です。
ネパールの習慣を尊重する柔軟な対応が、ネパール人の働きやすさにつながります。

サポートを充実させる

言葉や文化の違いから、ネパール人には丁寧な指導が必要です。
マニュアルを渡すだけでは、思うように業務をこなせないこともあります。
きめ細やかなサポート体制を整え、ネパール人社員の定着率を高めることが必要なのです。

教育環境を整える

研修担当者を置いて、積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。
日本の企業文化やビジネスマナーについて、わかりやすく説明することが大切です。
社内の協力体制を整え、ネパール人社員の成長をサポートする環境を築きましょう。
管理職との定期面談を行い、悩みの把握やアドバイスを欠かさないことも重要です。

雇用条件を確認する

採用前に、給与・勤務時間・残業などの条件を、書面でしっかりと示しましょう。
ネパール人のなかには日本語の理解が不十分な人もおり、口頭での説明だけでは誤解が生じかねません。
時間をかけて丁寧に伝え、労働条件を正確に理解してもらうことが重要です。
母国語の雇用条件書を用意するのも効果的な方法の一つです。

社会保険については、加入義務の有無を明確に伝える必要があります。
常用雇用の場合や、勤務時間が常勤の4分の3以上ある場合は、健康保険や厚生年金保険への加入が義務づけられています。

ネパールの月収が約2~5万円であることを考えると、母国での年収と比較すると保険料の負担は大きく感じられるかもしれませんが、制度の詳細を理解すればありがたく感じる人もいるでしょう。
制度への理解を深めてもらい、安心して働ける環境を整えてください。

ネパール人の特徴や文化を理解して一緒に働こう

ネパール人は、控えめで真面目な性格の人が多い傾向です。
一度信頼関係が築けると、仕事に対する姿勢も積極的になるでしょう。
年上を敬い、家族を大切にする習慣は、日本人にも通じるものがあります。

一方で、ヒンドゥー教の教えから来る独特の慣習には、特別な配慮が必要です。
ダサインの際の長期休暇など、柔軟に対応することも求められます。
言葉や習慣の違いを乗り越え、ネパール人が働きやすい職場環境を整備することが何より大切です。
異文化コミュニケーションの難しさを恐れずに、一緒に理解を深めていきましょう。

外国人採用について問い合わせする

執筆者について

情報かる・けるは、医療・介護従事者として働いている方や、これから目指す方の「知りたい」に応えるメディア。 全国80,000件以上の求人を扱う弊社スタッフが、編集部として情報発信! “いい仕事が見つかる・いい仕事を見つける”ための、有益なコンテンツをお届けします。 https://x.com/karu_keru

いいねと思ったらシェア
かる・ける外国人採用

近年、労働力不足の中でも特に医療・介護人材は深刻と言われています。今後の安定的な人材の採用を考えると、外国人採用は避けては通れない状況となっております。かる・けるではアジア圏を中心に20代の人材を送り出し機関と協力し人選致しております。オンラインの事前面接を活用し、人物像や日本語力を的確に評価し、人材ニーズに最適なマッチングを実現しています。全国に60か所以上の事業所があり、就業後は弊社スタッフの対面でのサポートも充実しております。

かる・ける外国人採用