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ミャンマー人とはどのような人?一緒に働くポイントや文化的な注意点を紹介

ミャンマーから外国人労働者を受け入れる企業が増えています。
しかし、文化の違いによって戸惑うこともあるでしょう。

そこでこの記事では、ミャンマー人の特徴や文化を理解し、雇用時の注意点を説明します。
ミャンマーの国民性を知ることで、スムーズな受け入れ体制を整えることができるはずです。
ぜひ最後までお読みください。

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国風から見るミャンマー人の特徴

国風から見るミャンマー人の特徴

ミャンマーは多民族国家で、人口の約70%がビルマ族です。
その他にも少数民族が存在し、言語もミャンマー語の他にシャン語やカレン語など多様です。
宗教は国民の約90%が仏教徒ですが、キリスト教徒やイスラム教徒もいます。

日本政府はミャンマーの民主化と経済発展を支援しており、両国の結びつきは強いといえます。
在日ミャンマー人は約4万8千人と東南アジアの国のなかでは少数派ですが、今後増加が見込まれています。
こうしたミャンマーの国情を踏まえることが、円滑な雇用の第一歩となるでしょう。

ミャンマー人の性格

ミャンマー人の性格には、いくつかの特徴があります。
他者への思いやりが強く、目上の人を敬う反面、人前で叱られることには慣れていません。
こうした国民性を理解することで、ミャンマー人が働きやすい職場環境を作ることができるはずです。
以下で詳しく解説します。

思いやりがある

ミャンマー人には、思いやりの心を大切にする国民性があります。
世界寄付指数でも上位に入るなど、慈善活動に積極的に取り組む人が多いのが特徴です。
困っている人がいれば自然と手を差し伸べ、地域社会の助け合いにも力を注ぎます。

このような協力的な姿勢は職場でも発揮されるため、チームワークの向上や生産性のアップが期待できるでしょう。
一方で、自分の意見を押し殺してしまう傾向もあるため、適切なコミュニケーションを心がける必要があります。

親日家が多い

ミャンマー人の多くは、親日家として知られています。
これは、日本が過去にミャンマーの独立に貢献したことや、現在も多額のODAを行っていることが背景にあります。
また、日本のアニメや漫画がミャンマーで人気を集めていることも、親日感情を高める一因です。

ミャンマー人は、日本人に対して良いイメージを持っていることが多いといえます。
日本式の仕事のやり方にも反発を持つことなくなじみやすく、活躍が期待できるでしょう。

目上の人を敬う

ミャンマーでは、目上の人を敬うことが美徳とされています。
特に親の意見は絶対的で、仕事よりも家族を優先する傾向があります。
こうした価値観は、仏教的な考え方と結びついており、日常生活のあらゆる場面に表れるでしょう。

職場においても、上司の指示に忠実に従う一方、自分の意見を控えめにする傾向が見られます。
ミャンマー人を指導する際は、穏やかな口調を心がけ、一方的に命令するのではなく、丁寧に説明することが大切です。

人前で叱られることに慣れていない

ミャンマー人は、人前で叱責されることにあまり慣れていません。
怒られる経験が少ないため、厳しい叱り方をすると深く傷つき、萎縮してしまう可能性があります。

間違いを指摘する際は、2人きりになれる場所に移動し、優しく丁寧に伝えることが重要です。
フォローを忘れずに行い、信頼関係を築きながら指導することが、モチベーションの維持につながるでしょう。
感情的になることは避け、ミャンマー人の性格を理解したうえで接することが求められます。

文化から見るミャンマー人の特徴

文化から見るミャンマー人の特徴

ミャンマー人の雇用では、文化の違いに配慮する必要があります。
遠回しな表現を避け、はっきりと意見を伝えることが必要です。
一方、挨拶の習慣があまりない点にも注意しましょう。
また、家族を大切にする価値観が強いのも特徴です。

ミャンマーの文化を知ることで、受け入れ体制を整え、働きやすい環境を用意することができるでしょう。
それぞれの特徴について見ていきましょう。

遠回しな表現を避ける

ミャンマー人は、自分の意見をはっきりと主張します。
遠慮せずに考えを伝えるため、職場でのコミュニケーションも比較的円滑です。

遠回しな表現は伝わりにくいため、指示を出す際は具体的に伝えるように心がけましょう。
相手の意見も尊重し一方的な主張は避けつつ、率直に明確な言葉で伝えることが重要となります。

ミャンマー人の真摯な態度を引き出すことで、職場の活性化につなげることができるはずです。

挨拶の習慣がない

ミャンマー語には、もともと挨拶の言葉がありません。
そのため、ミャンマー人は挨拶をする習慣があまりありません。
来日当初は不慣れなために挨拶ができない場合もありますが、悪気はないものと理解しましょう。

日本の習慣を丁寧に教えてあげれば、徐々に慣れていくはずです。
挨拶の大切さを伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができるでしょう。

家族を重んじる

ミャンマーでは、家族を何よりも大切にする文化があります。
親子の絆が強く、進路や結婚など人生の岐路では親の意向が最優先です。
家族との時間を大切にするため、残業を嫌う傾向もあります。

こうした価値観は、職場の人間関係にも良い影響を与えます。
お互いを思いやり、助け合う雰囲気が生まれやすいのです。
ミャンマー人が家族を大事にする気持ちを理解し、柔軟に対応することが求められるでしょう。

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ミャンマー人が日本で働く理由

ミャンマー人が日本で働く理由には、いくつかの要素があります。
まず、賃金の高さが挙げられます。
ミャンマーと比べて、日本の給与水準は非常に高いです。
加えて、就職先が多いことも大きな利点となっています。

また、治安の良さも見逃せません。
ミャンマー人にとって、日本は安心して働ける環境だといえるでしょう。
穏やかで勤勉なミャンマー人の性格は、日本人との相性も良いと考えられています。

ミャンマー人の雇用時の留意点

ミャンマー人を雇用する際には、いくつかの注意点があります。
採用手続きや教育体制、雇用形態など、事前の準備が欠かせません。
スムーズな受け入れを実現するためにも、それぞれの項目を確認し、万全の対策を講じることが重要です。
以下で詳しく解説しましょう。

スマートカードが必要

ミャンマー人の雇用で最も大切なのが、海外労働身分証明カード(OWIC)の存在です。
通称「スマートカード」と呼ばれるこのカードは、ミャンマー人が海外で働く際に必須となる証明書です。
発行には2週間から数ヵ月を要することがあり、さらに時間がかかる場合もあります。

日本の在留資格認定証明書の有効期限は3ヵ月のため、スマートカードの手続きが間に合わないと、来日が遅れてしまいます。
万が一に備え、早めに発行手続きを進めておくことが大切です。
送り出し機関に依頼する際にも、スマートカードについての知識を事前に持っておくと良いでしょう。

送り出し機関の一部が特定技能に対応していない

ミャンマーの送り出し機関は約320社ありますが、そのうち特定技能制度に対応しているのは約100社のみです。
送り出し機関選びは、ミャンマー人の採用成功のカギを握るといえます。

日本の出入国在留管理庁のホームページで、ミャンマー政府が認定した送り出し機関のリストを確認することができます。
採用時のトラブルを防ぐためにも、このリストを事前にチェックし、信頼できる送り出し機関を選ぶことが重要です。
認定機関であれば、安全で円滑な手続きが期待できるでしょう。

費用の準備も必要

ミャンマー人の雇用には、一定の費用がかかります。
教育や訓練、渡航などの費用は、基本的に雇用企業が負担する必要があるのです。

特に、日本語教育や専門的な技術指導には多額の費用が発生します。
また、ミャンマーから日本への渡航費を企業が負担することで、応募者の経済的な不安を解消し、採用の成功率を高めることができるでしょう。

人材確保のためにも、採用コストを適切に見積もり、計画的に進めることが求められます。
費用対効果を考慮しつつ、ミャンマー人の雇用を検討することが大切でしょう。

働きやすい教育環境を整える

ミャンマー人の能力を最大限に引き出すには、教育環境の整備が欠かせません。
単に業務マニュアルを渡すだけでは、期待通りの成果は得られないでしょう。
仕事への考え方や文化の違いを理解できるよう、丁寧な指導が必要です。

教育担当者が積極的にコミュニケーションを取り、定期的な面談でフォローすることが重要となります。
外国人スタッフの管理には、通常よりも多くの時間と労力がかかります。
教育担当者の負担を考慮し、上司がサポートしながら進めることが大切です。
ミャンマー人が、日本の職場に早くなじめるよう、きめ細やかな対応を心がけましょう。

雇用条件を確認する

ミャンマー人の雇用では、給与や勤務時間など、労働条件を事前に伝え、合意を得ることが大切です。
特に、日本語レベルが低い場合、内容を正しく理解できない恐れがあります。
トラブル防止のため、時間をかけて丁寧に説明を行いましょう。
ミャンマー語の雇用条件書を用意することも効果的でしょう。

加えて、社会保険の加入についても事前に説明が必要です。
常用雇用や一定以上の勤務時間の場合、社会保険への加入が義務づけられているからです。
加入の必要があるにも関わらず手続きを怠ると、雇用主が罰則を受ける可能性もあるため、注意が必要です。

日本で特例措置(緊急避難措置)が認められている

ミャンマーでは、2021年2月に軍事クーデターが発生し、現在も各地で抗議デモが継続中です。
発砲事件による死傷者も出ており、一般市民への暴力行為も報告されています。

こうした情勢を受けて、日本政府はミャンマー人に特例措置を認めています。
ミャンマーへの帰国を望まない人には、緊急避難措置として在留と就労が許可される措置です。
難民認定についても、迅速な審査と柔軟な運用が行われています。

ただし、一部では制度の悪用も見られるため、今後は運用の見直しが行われる見通しです。
事態の推移に注意しつつ、適切な対応を取ることが重要となるでしょう。

特徴や文化への理解を深めてミャンマー人を採用しよう

ミャンマー人は勤勉で親日家が多く、今後の採用増加が見込まれます。
一方、言語や文化の違いから、受け入れ企業側の配慮が必要不可欠です。
ミャンマー人の特性を理解し、入社前から教育体制を整えることが重要です。
時にはミャンマーの政情不安にも対応しつつ、強みを活かせる採用をめざしましょう。

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執筆者について

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